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まちおこしって言葉

【まちおこし、まちづくり】

よくおっしゃっていただいたり、聞かれることがあるのデス。
「まちおこしがんばってますよね」
「他のまちおこし団体とかと連携していけばいいのに」
「いろいろまちおこしやってる方がいる割にはこの街、盛り上がらないですよね」
そんなフレーズ。

なんだか言葉を返すのもうまく伝えられる感じがしないし、伝わらない感じがして黙っていることが多いんだけど、ぼくはたぶんこう言っていただけるような方が想像されているような、「まちおこし」とかをやってる意識はたぶんないのデス。
なんというか。。。強いて言えばぼくは「自分が過ごしやすい場を作ること」が目的で、さらに具体的に言えば「ここでリアカーを引き続ける」ことが目的で。
だから、とても利己的で「自分のため」を中心においているのデス。

この街もそうだけれど、まちおこしって言っても街に対するイメージはみんなそれぞれ違うと思うのデス。
昔からこの街に住む人。
この街に引っ越してきた人。
サラリーマンの人。
自営業の人。
独身の人。
結婚している人。
お子さんがいる人。
人生の過ごし方。
年齢。
人間関係。
みんなそれぞれ違っていて、その違うみんなが同じ街の風景を見ている時、まったく同じに見えてるわけがないと思うのデス。

cafeころんを見た時に
「ステキだね~」
って言ってくれる人もいるけれど
「ぼろいね」
「雑然としてるね」
っていう人もいる。
ステキだねの中身も
「みんなで作ったんだぁ」
「古民家っていいね」
みんな微妙に違う。

同じものでもみんな違うように受け取って、感じている。
街が豊かになるっていうことも
「リアカーが引き続けられソ」
「ビルがたくさん!金持ちたくさん!」
「昔ながらの街並みが。。。」

人間関係も新しくこの街に引っ越してきて一から人間関係を作っている人と、小さなころから住んでいて自分の子どものころから知っている人に囲まれている人は違う。

まちつくりは、まちおこしは、そんなそれぞれが自分の居心地のいい場所をそれぞれで作っている毎日のことを言うとぼくは思うのデス。
だから、ぼくは自分のための「まちおこし」をしているかもしれないけれど、みんなの「まちおこし」をしているわけではないのデス。
そんなぼくが始めること、始めたこと。
そんなことに、その度に共感してくれて一緒にやったり、やり続けたり。
たぶん、そんな仲間とは同じものを比較的同じように感じているからこそ一緒にやっていきたいと思うけれど、違って感じている互いの壁を打ち壊して、無理やりに連携していこうとは思わないのデス。

そして、ぼくは「まちつくり」「まちおこし」は日常を作ることだと思うのデス。
「自分」が感じる「豊かな」「日常」を作ることだと思うのデス。
だから、ぼくにとって、よくわからないイベント作りには参加できないのデス。

この街で古くから行われている青梅大祭。
このお祭りはぼくも詳しくはわからないけれど、ちゃんと参加したことはないけれど、その起源は街の中心にあって信仰の中心にあった住吉神社さん。毎日拝んでいたその拝殿の修理をして、それを祝った祭礼にあるそうです。
ここに住む方々の毎日の日常の延長にこの祭礼が生まれ、毎日の日常と祭礼というイベントは表裏一体であったのだと思うのデス。
そんな風に祭やイベントは生まれてくるもので、日常と切り離されたイベントはぼくの「まちおこし」「まちつくり」にはならないと感じています。
だから、みんなで団結して一個の「なにか」を作ろうぜ!って言われても、ぼくの日常の延長にないなぁって感じると参加できないのデス。

みんなで一致団結して、年一回の何かを作るよりも(それが大事な時も、大事なイベントももちろんあると思います。この街で育った方にとっての青梅大祭のように)、ぼくはみんなそれぞれが大切にしたい日常を毎日毎日表現し続ける方が、それがあちこちで、それがイイナって感じる人達の中で続いていく方が、それを豊かと感じる誰かに届いて、そんな人が集まってきて賑わいが生まれたり、豊かと感じる人が増えることになるんじゃないかなって思っています。

だらだらと書きましたが、なんというか誤解されている気がよくしてきて。
ぼくがやってきていることも、まちおこしも、まちつくりも。

他の誰でもない。自分が豊かと感じることは自分にしか実現できないし。
どこかのスーパーマンがやってきて、パパッとやってくれるわけでもないし、お役所がちゃんとしてくれればねぇ。。。って実現されるものでもなく。
みんながそれぞれ「こうなったらいいな」を自分の器の大きさと、自分の財布の中身と、自分の使える時間の中でちょっとずつ。。。でも、昨日より少しだけ広がるように。「違うこと」をやりながら、近づいたり離れたり。
そんな街の片隅で、ぼくもやりたいこと続けられたらいいなぁって思うって話でした。。。

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