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商売でしちゃいけないって言われること

たまに言われる。

商売してるんだから、政治の話と野球と宗教の話はしちゃいけないよって。

まぁ、野球はいいや。ぼくまったくわかんないから。宗教も。ぼくが今のところ信仰を持ってる宗教はないから。

政治の話かぁ……わかるよ。ちょっとは。言ってることは。

ある主張をしちゃうと反対してる人の神経を逆なでして買ってもらえなくなったりするってことでしょう。むしろ、それ以前に「主張」することが「おかしな」ことだからでしょう?

でも、ぼくは書いてしまうし、主張してしまう。

言わなければお客さんになってくれた人がいるのかもしれない。「偏ってる」って思われるのかもしれない。「言わないこと」それが常識なのかもしれない。

 

でも、でもだよ。

ぼくのシフォンケーキはなんか「偏った味」がするんだろうか。ぼくが何か言うとそういう味になるんだろうか。

ぼくが思うこととシフォンケーキは一緒なんだろうか?

野球選手がスキャンダルを起こすと問題になる。スキャンダルって何だ?法律の中の話ならば、彼は野球のプロであって、聖人君主じゃないもの。

ぼくは言いたいことがあるけれど、言っても言わなくてもぼくはシフォンケーキの味に変わりはないつもりなんだけど。

 

それにさ。

政治って何さ。

ぼくは思う。政治って「誰からどんなけ税金取るか」と「その税金をどう使うか」だけのことだって。

ぼくは思う。

「ぼくよりあの人の方が儲かってるんだから、あの人から税金とってよ」と「ぼくが儲けたのは努力したからで、努力した方が税金取られるなんておかしいじゃん」っていう2人がいて、どっちの主張を選ぶかが政治でしょう。

選ばれるためには主張しなければいけなくない?言わなかったら土俵にも乗らない。

「うちの前の道は舗装されてなくて歩きにくいから舗装してよ」と「いやいやそれならうちを先にやってよ」っていう2人のどっちからやるか。それを決めるのが政治でしょう?

福祉に使うのか軍事費に使うのか。

金持ちから取るのか、みんなから均等に取るのか。

たくさんの利害と生活の中から決めて行くのが政治でしょう。

決めるためには主張しなければいけなくない?言わなかったら土俵にも乗らない。

ぼくらは年間で様々な税金を決められたように納めているし、ぼくらの周りはそうやって納めた税金で実現したものが溢れてる。

「自分の税金の納め方」「納めたお金の使われ方」

それに「こうしてよ」って言うこと。それが政治の話をするってことじゃない。それがタブーってぼくにはわかるけれど、わからない。とても当たり前のことなのに、それがタブーっていうことがわかるような気もするし、わからなくもある。

 

でも、これだけは言わないことがおかしくないだろうか?

秘密保護法が衆議院を通過したそうだ。これを黙っていることはなんだろうか。ダメじゃない?ねぇ、ダメじゃない?

ぼくらはさ、話さなくてもいい、話してもいい、主張してもいい。

「原発は再稼働すべきだ」vs「再稼働すべきじゃない」vs「どうでもいい」

「消費税は導入すべきだ」vs「導入すべきじゃない」vs「どうでもいい」

「TPP推進」vs「tpp反対」vs「どうでもいい」

たくさんのこと。どの立場であってもよい権利がぼくらにはあったよね。そして、話したければ、主張したければ、調べたければ、調べたことを発表したければ、その権利がぼくらにはあった。その土俵が建て前でだってあった。ぼくらはイロンナ立場であることが許されていた。相手を論破したければすればいい。納得して欲しければそんな場を作れる。その土俵に上がらなくたっていい。

でもだよ。秘密保護法はその土俵に、ぼくらの権利に手をつけるものでしょう?

なんだかわからない秘密に触れると処罰される。そういう法律の元ではぼくらは何かを主張したい時にできるだろうか。何も言わない、言うとおりにする。無関心でいる。それ以外の選択肢をぼくらは持てるだろうか。

秘密保護法は、ぼくらを税金を納める道具にし、そしてその使い方に、ぼくらのお金の使い方に「文句を言えない」義務と「言ったら処罰」っていう脅しを与えるものじゃないんだろうか。押しつけられた義務と、権利の放棄を強制されるものじゃないだろうか。

秘密保護法が導入されたら戦争する国になるっていう人がいる。

そうなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。

そうじゃない、悪用はしないって言う人もいる。

でも、一番の問題は、もしそうなったり、そうなる可能性がある時に、それが「秘密」の対象だったら、うまく調べることも議論することもできないってことだとぼくは思う。

 

もっかい書くよ。

政治の話は商売する時や政治活動以外の活動する時にはタブーだそうだ。

そういうこと言うとお客さんが減っちゃったり、その活動自体が偏ったものだと思われちゃうからだそうだ。

今日はそうだよ。

明日もそう。

でも、1年後は、10年後は?秘密保護法が制定された後は?

商売がものすごくやりにくい時代があったことをぼくは知ってる。砂糖が配給制になったらシフォンケーキ屋でぼくはいれるだろうか。

商売がものすごくやりにくい時代があったことをぼくは知ってる。働く人がみんな町からいなくなり、遠いところで別なことを強制されてた時代だ。みんな貧しくてその日食べるものに困ってた時代だ。シフォンケーキを買わない時代だ。

それはどうして出来あがったんだろう。その時代は。

本当に政治の話をすることは商売の邪魔なんだろうか?主張しないことは商売にとっていいことなんだろうか?今儲かることは商売じゃないよ。儲け続けたいんだよ?ぼくは商売を続けたいんだよ。

ぼくは自分の商売を守りたい。そのために家族や大切な人を守りたい。町や地域を守りたい。お客さんになってくれる可能性のある人がたくさんいて欲しい。心からそう思う。逆でもいい。青梅が好きになってきたからいい町であって欲しい、その中で生きていきたい。だから商売を続けたいし、守りたい。

その時に、ぼくは政治の話をしない方がいいの?

ぼくらは政治の話をしない方がいいの?

ぼくらが稼いだお金の納め方、使われ方の話をしない方がいいの?

それが本当に商売の為になり、ぼくが守りたいものが守れるの?

未来の話と、今のタブーが矛盾した時、来るか来ないかわからない未来の為に、今のタブーには手をつけない。それが大人なんだろうかね。いいことなんだろうかね。

この法律が制定された後に選挙権を持つ若者たち、生まれてくる子ども達。その子達にいつか

「なぜ、反対しなかったの?」

「なぜ、ぼくらをこんな目にあわすの?」

そう言われた時に、目をそらす。

ぼくがしたいのはそんな商売だったりするんだろうか。

ぼくらは目をそらす。ぼくらは彼らの目を直視して伝えることが出来る。

ぼくらは今、その狭間にいはしないんだろうか。

 

One thought on “商売でしちゃいけないって言われること

  1. 社会問題ひとつひとつでわ解決できないのでわないかな。3.11で国土の1/4もが被災したのに毎日トップニュースで被災のことやらないし、社会問題が人間の病気みたく病院で~科~科って別けられて、スーパードクターが部位部位わ手術で治せても町医者で先生と話すことがカウンセリングみたく作用して元気になったとか。技術や情報が先いって人間がペースをつくれない状態。てっちゃんと話したいよ。

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