ちゃんちき堂がまだ始まったばかりの頃。
抹茶あずきのシフォンを普通に宇治の抹茶で焼いていたんだけど、ある日
「でもさ、となりの狭山はお茶の名産地なんだから抹茶もあるんじゃない?」
って話になって探しに行ったのデス。
3大お茶の名産地の1つなんだね~。狭山って。
でも、当時朝からあちこちのお茶屋さんを回るけれど、抹茶はないの。狭山は煎茶なんだって。
でも、その中でふらっと入ったお茶屋さんで
「そういえば1件だけお抹茶やってるところがあるよ」
って教えてもらったのが「明日香」さんでした。
狭山のお茶の農家さんが6人で始めたって聞いたけど、狭山でも新しいことを初めて行かなきゃ!って人達が集まって作ったんだって。
最初はすごい苦労されて、宇治がやっぱり本場だからそこに出品を重ねて、少しずつ狭山周辺でも広がっていったのデス。
そんな方々の想いがこもったお抹茶を、ほんの少しだけ分けてちゃんちき堂の抹茶あずきシフォンは出来上がっているのデス。
こんな立派な工場があるのだ~。