着いてからネジさんとぶんじの2人に引率?されむかったのはカフェスローというカフェでした。
ちなみにこのお二人、仕事の合間にわざわざ抜けてきてくれたのデス。
歓迎!っていう感じがうれしいし、なんかただのシフォンの引き売りをさ~。とてもうれしいよ。
有名なんだよねカフェスロー?
なんだか自然のものにこだわって、そしてゆっくりと時間が流れるような。ゆっくり時間が流れるからゆっくりと人と人がつながれるような。そんなカフェ。
お店の前には女の人が立っていて
「ちゃんちき堂さん待ってました」
ってイロンナ人が、今日ちゃんちき堂が来るってfacebookやtwitter、メールで情報交換してくれていたみたいで。。。それで知ったそうで待っててくれたんです。えぇ。。。なんか感動。。。
その後もお客さん、お店のスタッフの方が次々と。
シフォン買っていただくし、そしてぶんじをもらいました!何枚も。
一枚一枚のぶんじには裏面がメッセージカードになっていて、そこにみんなのメッセージが。
ただ地域通貨というだけじゃなく、メッセージカードとしても使われているんですね。たくさんのメッセージをいただいちゃいました。
チキチキ5を取り囲んで、シフォンをぱくつきながら、イロンナ話をしながら。
なんでこんなに歓迎してくれるんだろうか。。。ネジさんコーディネートのおかげなんだろうなぁ。そろそろ次のカフェにと思っても、なかなかお客さんが切れずにズイブン長居をさせていただいちゃいました。うれしい。。。
今度はちゃんと来ます!ぶんじを使いにね!
次に向かったのはおたカフェっていうカフェ。お鷹の道にあるカフェだからおたカフェなんですって、その昔、徳川時代の鷹狩りの場所だったんだって。小さな川が流れていて、そこでは蛍も見れるそうです。その水のそばにあるステキなカフェでした。
着いたのはもう日が落ち始める時間。
「みんないなくなっちゃいました~」
と店長さんが迎え入れてくれて、また久しぶりに座って紅茶までご馳走になってしまった。
カレーがすっごい美味しいんだって。そして、ぶんじはこんな風にも使われてる。
地域通貨の側面、メッセージカードの側面、サービスチケットの側面。イロンナ形で発展してるだなって思いながら、次は絶対カレーを食べにこようって心に決めました。
ここでもtwitterを観たっていう方が駆けつけてくれて。。。なんて不思議な人達なんだろ。。。
このまま座っていると動けなくなりそうだったので、とっぷり日も暮れた中、次のカフェ、クルミドコーヒーに向かいました。
西国分寺の駅前にあるこのカフェはまるで秘密の××って感じだよ。。。中に入るとさ。
しかも、この日は定休日。なのにたくさんの人、人、人。
ついたらチキチキ5には行列ができて、次々とシフォンを買っていただいて、そしてぶんじをもらって、みんなが楽しみに待っていてくれたってことが伝わってきて、すごい笑顔で、すごい話しかけてくれて。なんなんだろ~。なんでこんなに歓迎してくれるんだろうか。うれしい。。。
「今日、時間があったらぜひぶんじの話を」
「もちろんデス!そのために来たんです。」
「そうですよね~」
「そうなんです。シフォンはついでなのデス」
などと話をしながらしばらくシフォン販売をさせてもらって、店長さんはリアカー引いてうろうろして。
そして中に入れてもらいました。
あ、店長さんはいつかリアカー引きたいそうで、いつかランデブーしようと約束を交わしました。
胡桃がね、あるの。
そしてくるみ割れるの。
それ食べれるの。
だからクルミドコーヒー。
なんかレンガの壁には不思議な地下室への空間?っておもってしまうようなところがあったり、ステキな階段、机。
なんだろ~ここ。
大きな木のテーブルに腰掛けて「ぶんじ」の話を聞きました。
ぶんじの仕組、成り立ちの歴史、どんどん質問させてもらっても快くそのそれぞに答えていただいて、ぼくが青梅で考えている地域通貨の話をうんうんと聞いてくださって、そして自己紹介じゃないけど、どんな人達なんだろ~、そしてぼくはどんな人なのか。
短い時間でとても濃い時間をすごさせていただきました。
この日は定休日の上に忘年会だったんだって。そんな中でこんな時間をつくってくれて、ホントにありがとうございました!
これから情報交換させてもらったり、イロイロ考えて青梅でも始められたらさ、なんかやり取りたくさんできるかなぁ。。。
帰り道、ねじさんとぽつぽつと話をしながらねじまき雲を目指します。
「一度にもらえるぶんじを5枚とか3枚とかって議論っていいなぁ」
「完璧なものを考えたり、勉強したりなんていいんですよね、楽しそうだからやってみるその姿勢がとっても大事なんだって思ったなぁ」
「それからトライアンドエラーでやっていければいいですよね」
「5枚とか3枚とかね」
「やっぱり人なんですよ。はじめる時の」
「そうですね~」
「一人の方は、ぶんじ長者になって、ぶんじだけで生きて生きたいって夢があるそうですよ」
「それはステキだ!」
「今は絶対不可能と思えるんですけどね」
「不可能と思えること、でも、それは言葉にして初めて進みだすんですよね。今はできないなんて当たり前で、言い出さないと行動を始めないと実現なんてできない」
「それを実現するために、でもブレーキ役がいたり、突っ走る人がいたり、とてもいいメンバーなんだなって思いマス」
「勉強も大事、学習も大事。でも、やってみないと。はじめないと。そうじゃないと勉強や学習って逃げ言葉になりがちですよね」
話は尽きない。
たくさんの話。今日という日を作ってくれたねじさんへの感謝の気持ち。
「大事なことは地域通貨ではなく、何が実現したいのかですよね、そのために何をするのか。地域通貨なのか、別な何かなのか。」
「ホントそうデス」
そんな話をしてたらね、雨降ってきました。
全てが終わって二人だけになった瞬間に降ってくる雨。二人で顔を見合わせて
「やっぱりぼくらは雨男デスね」
と笑いあいました。
ねじまき雲で出発の準備をして、カッパ貸してもらって。至れり尽くせりだよねじさん。
「それでは!」
「今日はホントにありがとうございました」
「また!」
ねじさんと別れて一路青梅を目指して歩き出しました。続く。
あ、みんなぶんじにこんなにメッセージ書いてくれたんだ。