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地中熱の家

昨日は午前中に雨水タンクを取りつけてから、午後チキチキ5(リアカー)発進まで時間があったので「地中熱」の家を見に行ってきました。

お邪魔したのは有限会社シムラさん。

うちの近所にこんな不動産屋さん?工務店?があったんだなぁ。。。
って、実は前から気になっていたんです。だって看板に「地熱の家」って書いてあるし。
産業祭の時は斜め前で出店されていて、行きたかったけどちゃんちき堂の型付けが終わったら、向こうもしまってて。
今回はチラシが入ってて「地熱の家」の見学会があるそうだったのでお邪魔したんです。

ちなみに地熱=地中熱?の家ってこんな仕組み~。
 地中って夏でも冬でも温度がほぼ一定(16度くらい?)なんですって。
だから、その地中と熱交換して夏は涼しい空気を家の中で循環させて、冬は16度くらいの空気が循環してれば、そこから温めればいいから省エネになるんだって。

クーラーやファンヒーターのなんつうか痛い冷気や暖気でもないから身体にも優しいって。
うちはいのがいるから夏クーラーよりも過ごしやすくしてあげたいなぁって思っていたんです。
でも、地中熱は新築じゃなきゃダメなんだろうなぁって思っていたけど、うちにチラシが入ったってことはリフォームも出来るのでは?
できるならどれくらい?
って感じで行ってきました。

そしたらね~。
すごかった!
お邪魔したのは社長さんの家。
そこがそのまま見学会用になっているの。
人の家だからと思って写真撮らなかったけど、入口は倉の扉を持ってきて重厚!入ったら土間があって薪ストーブが!そして無垢材をふんだんに使った家。床もね。
壁は土壁だったりするのです。

断熱材が入っていなくてその代わり遮熱材って言うのを使ってるんです。

話を聞いているとね。地中熱だけじゃダメなんだなぁって。
地中熱を利用すると真夏の暑い日や冬の寒い日でも室内の温度変化を抑えることが出来て、省エネになるんだけどね。。。
さらに空気中の埃とかもきれいにしてくれるんだって。
この家に住んでから社長さんの奥さんの花粉症が治ったんだってさ。

でも、それだけじゃない。
「日本の住宅の寿命はとっても短いのです」
「そうですよね。30年かけてローンを払い終わったら大幅修繕ですもんね。建物の価値もなくなっちゃうし」
「そうそう、でもこの家は100年、200年次の世代につないでいける家を目標にしているんです」
断熱材を使わないのは、断熱材の劣化で壁面内に結露が生じて家が劣化していくことを防ぐためだそうです。今の家は気密性が高いので、余計この劣化が進みやすいんだって。

断熱しなくても遮熱してやれば、夏の暑さで家が温められることがないから地熱の効果が高まるんだって。同様に土壁やなんかで呼吸する壁だから湿気の調節が効いて、涼しさも増すんだって。
冬も、土間に置いてあるストーブ一台で家じゅうに暖気が回るようになっていて、そして無垢材を使った床は合板のフローリングより暖かい。

実際昨日は寒くて家ではフローリングがとっても冷たいけれど、社長さんの家だと足元がそんなに冷えない。暖房つけてないのに。

そんなトータルで家を作って行くことが100年、200年続く家になって行くんだって。
それに天然素材にこだわっているからアレルギーとかね。現代病とも無縁。

社長さんは言っていました。
「ぼくはエコとかじゃないんです。ただ、家族が健康で健やかに過ごせるのがいいなぁって思って作って行ったら、身近な土や、土の中の熱、そして木材、太陽、そんなものを利用した家にダンダンとなって行くんです。ちょっと不便なこともありますよ。家はメンテナンスしてやらないといけないし、でも、それを不便と感じるかってことなんですよね」
社長さんは冬は朝早くに起きて薪ストーブに火をともすんだそうです。
夏は早く起きて窓を開けて回って涼しい風を家にいれる。
そして、熱くなったら締め切って遮熱して、地中熱と取り込んだ涼しい空気の中で生活する。
「だから四季を感じられる。それは不便なことじゃないですよね」

スイッチ一つで涼しくなったり、暖かくなったり。
それは便利なことなんだろうか。手間をかけるから四季を感じられて、ちょっと寒ければ厚着をして、コタツに入って、暑ければ風を通して。それだけで生活していければとてつもないお金をかけて、原発を建てて、そこからまたとてつもないお金をかけて電気を引いてこなくても、自分達の生活だったら十分成り立つ。
太陽光発電と温水器があれば十分なのかも。

それだけじゃないって言ってました。
「間仕切りも少なくして、必要に応じて家具屋なんかで仕切って行けば、世代が変わってもそれに合わせて姿を変えて行ける」
「この家はたくさん危ないところがあるんです。階段から飛び降りたりも出来るし、子ども部屋から降りる時はロープをつけてやろうと思っています。危ないことは目の前でやって欲しい。そして、子どもが自分の能力の限界をぼくらの前でちゃんと知ってくれれば安心」

なるほどなぁ。。。

地中熱ね。リフォームで取り付けられるかもって言ってくれました。
でも、話を聞いていると。。。

いつか、プレハブも手狭になった時に、来てくれる人が暑い夏の日に一歩入って「ほっとできる」寒い日にも「ほっとできる」そして、きれいな空気、木の香りのする空気を楽しみながらシフォンを食べてもらえる。
今の家をそんな風にできて、そこでぼくらも住めたらいいなぁって思いました。

だからぐっとガマン!

がんばろ~。ちゃんちき堂
社長さんにお願いしてきました。
「いつになっちゃうかわからないけど、うちのお店も建てて下さい」
って。

あ、そうそう、店舗の方に回ると青梅の芸術家さんの作品がたくさん。
不思議な絵本もありました。
なにより店舗も木の香りがね~。
「青梅には芸術家さんがズイブンいるけど、まだ、みなさんの作品が評価される土壌が育っていないんですよね」
だって。

でも、こうやって育てている人もいるだよね。

2 thoughts on “地中熱の家

  1. SECRET: 0
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    おぉぉ!実はウル実家が築45年ぐらいで床が腐ったりしてるし、ご両親の足腰にはそぐわない造り、4年前にウル母が腰の手術をした時に建て替える話が出たんです。
    私の叔父が建築家なので、叔父に相談したら「母屋を潰すとご両親のストレスになるし仮住まいも大変だから、巨大なお庭に1LDKぐらいの小さなプレハブを建てて、ご両親はそこで生活してもらえばいいんだよ」と。
    ご高齢者には小さな家の方がいいとの事、最新のバリアフリープレハブ住宅に数ヶ月住んでみたら、そっちの方が快適だと必ずわかるから、それから母屋をどうするかを考えればいいって事になって。
    そのまま4年経っちゃったけど、去年の震災以来の余震続きでウル実家はガタガタなんです^^;
    来月にはお兄ちゃんもその相談で長期で帰ってくるし、叔父にこの話をしてみようかな。
    ウル実家は団地育ちの私には信じられない寒いさ、お風呂なんて冷えるために入るような感じです(汗)
    優しい温もりを感じられるような素材なら、ご両親もそれほど抵抗がないかもしれない。
    私達は将来一生住む家になるんだから、ちゃんと考えなきゃと思ってたんです。
    長くなってすみません^^;
    てつさん、ありがとう!

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >陽気な妖キティさん
    もし、ホントにお考えなら「天然住宅バンク」っていうNPOバンクも同時に考えてみたらどうでしょうか?
    ぼくもこれからなんですけど、金利が「単利」なんです。

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